2011/07/02

KP vs K。正方形ルール。

 図1で、白番なら?。黒番なら?。結果はどうなるでしょう。?

図1

---------------------------------
 白番なら、白勝ち。
 黒番なら、引き分け。

 下の図2のように、ポーンから引いた斜め線を対角線とする正方形を考えます。赤線と青線の2つの正方形のことです。

図2
 相手キングが、これらの正方形の中に入らないようにポーンを進めれば、クイーンに昇格して勝ちです。相手キングは、ポーンに追いつけません。

 図1が白番なら、
1. d6 Kg5 2. d7 Kf6 3. d8=Q+ 黒キングは正方形に入ることができず、ポーンに追いつきません。

 図1が黒番なら、
1... Kg5{正方形の中に入りました}
2. d6 Kf6 3. d7 Ke7 4. d8=Q Kxd8 黒キングは、正方形の中に入り続け、昇格したクイーンを捕獲できます。

 図1の配置で黒番の場合、白キングが、ポーンを守りに行く手も考えられます。しかし、
1... Kg5 2. Kb2 Kf5 3. Kc3 Ke5 4. Kc4 Kd6 5. Kd4(下の図3) と進み、白キングはポーンを守ることができましたが、黒キングがポーンの進行を邪魔して、この形は引き分けです。この形は、正方形ルールとは別の考え方が必要なので、別の機会に解説したいと思います。

図3: 5.Kd4 まで。

-----------------------------------
 図3の形の解説の記事が書けました。以下のURLです。
http://tocoma03.blogspot.com/2011/07/kp-vs-k_9402.html

0 件のコメント:

コメントを投稿